元気にやっていますか?
私は相変わらず、曖昧な空白とともにふらふらする毎日です。
健体壮美なあなたのことだから大丈夫だとは思いますが、
くれぐれもお体にはお気をつけください。

2009/10/11

[本]「無税」入門―私の「無税人生」を完全公開しよう

「無税」入門―私の「無税人生」を完全公開しよう 只野 範男 (著)


日本の税金の基本的な仕組みを知ることができてよかった。
サラリーマン生活も7年になるが、今まで給料から天引きされる税金について、真面目に考えたことがなかった。完全に自分のコントロール外のことだと思っていたので、「まあ世の中こんなもんだろう」ぐらいにしか考えていなかった。しかしこの本の著者のように、サラリーマンであっても、その仕組みを理解し、ある種の工夫を実践すればコントロールすることができるのだ。
この本で主張する、平凡なサラリーマンが無税になるための方法は極めて簡単。

1.個人事業主として開業する。ある程度定期的に収入が見込める副業で開業する。(定期的にってのが難しいけど。。。)
※この事業の赤字でサラリーマンとしての給料を相殺し、所得税を払い戻させるというのが趣旨。
2.事業内容を税務署に届ける。
3.サラリーマンとしての給与所得と個人事業主として事業所得(赤字)を合計して確定申告をする。
4.給与所得から源泉徴収されていた所得税が還付される。

つまり要点は、以下の2つ
  • 所得は複数の所得を合算・相殺できる。(できないものもある。)
  • サラリーマンが給与所得を簡単に相殺する方法として、赤字個人事業の開業が適している。
うーん、なるほど。仕組みとしてはとても納得。
しかし、根底にある著者の哲学、思想みたいなものがあまりにも姑息で貧弱。「59歳、年収500万程度、国からいいように税金を取られていたのでは、この先行き不安な世の中でやっていけない。」だそうだ。37年間に渡ってこの手法を継続し、累積900万円らしいのだが、たったそれだけで不安は解消されたのだろうか?逆に目の前の小銭に夢中になったばっかりに、税金に縛られてしまったようにも思える。その辺は個人の価値観だから何ともいえないところではあるが、方法論云々よりは、もう少し哲学的な要素が重要だろう。少し真面目な人なら、方法論としては合法的でも、日本国民としての恩恵に与りながら、小手先の技術で課税を免れるのは利己的過ぎると考える人もいるのではないだろうか。

まあ実際にこの手法で節税をする・しないは別として、税金の種類と分類を知れたのはよかった。

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