元気にやっていますか?
私は相変わらず、曖昧な空白とともにふらふらする毎日です。
健体壮美なあなたのことだから大丈夫だとは思いますが、
くれぐれもお体にはお気をつけください。

2010/03/21

遊びと仕事の境界線 - 老子の言葉でワークライフバランスを考える

転職を考える時にどうしても気になってしまう事の一つとして、転職先の残業時間、残業に対する価値観がある。
ブラックな会社や下請けの下層会社だと、残業代は支給されないし、残業が発生するのは時間内に終わらせようとする努力、もしくは能力が足りない、と叱責さえされる。
しかし、残業代が支給されるかどうかは主要な問題ではない。人生の時間を削って残業することに価値を見出せるのかが問題だ。自分自身の人生と向き合ったときに、そういった時間の使い方に対して、どのような動機付けができるのか。これは、極めて個人的で、かつ最重要課題である。

現代人の多くは、金銭を獲得するために「仕方なく」仕事をすると考える。
そこには『仕事は手段であって、本当に豊かな時間はそれ以外の時間に見出すべきだ。』 という価値観が存在する。
「ワークライフバランス」という言葉自体も、その価値観を表現している。
世の中には信じられないほど退屈な仕事がたくさんあるわけで、そういった価値観を否定するつもりはない。

で、ようやく本題。以下のブログより引用。(老荘思想とは少しずれている気もするが、それは気にしない)
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 - 情報考学 Passion For The Future
    情熱とスキルと市場が重なり合うあなたにとってのスウィートスポットを探せ、という。それは趣味と仕事の境がない世界。「ライフワークバランス」な んていう軟弱発想とは無縁の世界。
    「生きることの達人は、仕事と遊び、労働と余暇、教育と娯楽、愛と宗教の区別をつけない。何をやるにしろ、その道で卓越していることを目指す。仕事 か遊びかは周りが決めてくれる。当人にとっては、つねに仕事あり遊びでもあるのだ。」という老子の言葉が引用されている。
    ただの仕事バカや狡賢い経営者の口上にもぴったりの言葉なので、こちらの意見にもタダ乗りする気はない。(筋肉隆々なアングロサクソン的価値観も気に食わない。)
    しかし、仕事に使う時間をどう捉えるかという視点においては有益な見識を含んでいる。
    奴隷になって働き続けるのも馬鹿げているが、ワークライフバランスという言葉に踊らされて、仕事以外の時間を必死に確保しようとすることも同じくらい馬鹿げている。
    目の前に繰り広げられていくだろう現実的な時間の経過に対して、自分はそれをどう考えるのか、それだけが重要事項だ。


    老荘思想に関して勉強したい方はこちら。

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